こんにちは!
梅雨入りしましたね。
暑かったり寒かったりして体調崩されていませんか?
体も疲れやすい時期です。
そんなときに、一番奥に生えている親知らずが腫れたり痛くなることはありませんか?
今日は、そんな親知らずについてお話ししたいと思います。
親知らずは、左右上下四隅に生える一番奥の歯です。
大体18歳から20歳くらいで生えてくることが多く、知恵がついた頃に生えてくるので、智歯(ちし)とも呼ばれます。
親知らずと言うと、抜くと腫れる!というイメージがある方が多いのではないでしょうか?
親知らずはそもそも抜くべきなのか…というところからお話ししたいと思います。
親知らずはきちんと生えて、磨ける環境にあれば必ずしも抜く必要はありません。
しかし、奥で歯ブラシが届かず虫歯や歯周病、口臭の原因になってしまったり、
横たわって斜めに生えてきて、隣の歯とぶつかってしまい、汚れが溜まり、隣の歯を虫歯や歯周病にしてしまう原因になったり、
先ほどお話しした、親知らずの周りの歯肉が疲れたときに腫れてしまうような場合、
また、歯並びを乱す原因になるようなときは抜歯をした方がいいと思います。
そして、抜歯によって腫れるかどうかですが、
それは、その人によっても、その歯によっても、変わります。
全く腫れずに痛み止めも必要ないこともありますが、1週間ほど、腫れや痛みを伴う場合もあります。
これは、どのぐらいの侵襲であるか(抜歯した傷が大きいか)、患者さん本人のコンディションに影響されると言われています。
また、一般的に上の親知らずを抜くよりも、下の親知らずを抜いた方が腫れやすいとも言われます。
これは、皮質骨といって、骨の外側の硬い部分が下の顎の方が厚く、炎症が起きた時の圧力が逃げにくいためです。
親知らずは腫れを放っておくと炎症が広がって波及してしまう場合もあります。
一度、歯科医院での検査をおすすめします。
また、当院では口腔外科を担当する歯科医師が月1回日曜日に在籍しております。(次回の口腔外科の日は6月28日です)
他の歯医者さんで抜くのは難しいと言われた抜歯も可能な場合もございます。
ぜひ一度ご相談にいらっしゃってください。
荒岡デンタルクリニック 熊谷
荒岡 千尋