こんにちは。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、埼玉県もやっと解除されましたね!
少し前まで買い物もままならなかったけど、少しずつ日常が回復してきて嬉しいです。
しかし、油断は禁物!
当クリニックでも感染対策は引き続きしっかりと行っていきたいと思います。
ですので、皆さまには消毒など、まだまだお手間を取らせることになりますが、ご協力お願いします。
本日は、歯ブラシについてお話したいと思います。
皆さんはどんな歯ブラシを使って歯磨きをしていますか?
よく、歯ブラシは何を使えばいいですか?とご質問をいただきます。
実はですね…
磨ければなんでもいいんです!
なので、100円の歯ブラシでも、1,000円の歯ブラシでも汚れさえ取れればなんでも構いませんとお話します。
でも、100円と1,000円の歯ブラシに違いがないかと言えばそうではありません。
当クリニックで販売している歯ブラシは実は1種類しかないんです。
それは、その歯ブラシが特別なものだから。
歯科医院で販売するのは、そういう歯ブラシがいいと思っています。
普通の歯ブラシが良ければドラックストアやスーパーで買えばいいので、わざわざ置かないんです。
当クリニックで置いている歯ブラシは『CURAPROX(クラプロックス)』と言います。
これは歯科先進国であるヨーロッパ スイスのものなのですが、何がそんなに特別かというと一番は毛の量。
一般の歯ブラシは毛の量が800本くらいです。
当クリニックに置いてあるクラプロックスは5,620本と7200本の2種類です。
まずこの違いでビックリされる方が多いです。
ですので、磨き残しがグッと減ります。
そしてその持ちの長さ。
大体歯ブラシの寿命は、毛が開いたら取り替えで、約1ヶ月と言われています。
クラプロックスは、通常使われるナイロン毛でなく特殊なファイバーということもあり、3ヶ月持ちます。
しかし、正しく使って頂くことが前提です。
なので、きちんと使い方を知って頂くことが必要ですので、クリニックで使い方をご指導した患者さんに販売しています。
これが、一般的にお店で売られている歯ブラシと、歯科医院でないと買うことができない歯ブラシの差です。
細かく言うと他にも違いがありますが、その2点が違います。
日本にないカラフルなデザインも人気で36色あるため箱買いする方も時々いらっしゃいます。
クラプロックスは、歯間ブラシも他とは違います。
歯間ブラシを使っているのに虫歯や歯周病が起きてしまう方、使うとすぐ折れてしまう方、磨き残しが気になる方はご相談ください。
普通の歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、電動歯ブラシを使っている方も、ぜひ一度使い方が合っているかどうか確認することが大切です。
いつもの歯ブラシ、いつもの時間でも、使い方によって磨き残しの量は格段に変わります。
せっかく頑張っているのに間違った方法や、磨き忘れがあるともったいないので、お気軽に聞いてください。
次の日曜日は矯正診療もあります。
矯正器具が入っているとさらに汚れが付きやすいので、ぜひ一緒に磨き方を確認しましょう!
荒岡デンタルクリニック 熊谷
荒岡 千尋