小児矯正について
お子さまの歯並びでお悩みのかたは
ぜひ一度ご相談ください
乳歯と永久歯が混在する時期、および永久歯が生え揃った後の時期のお子さまを対象として、歯並びを整える治療を小児矯正と言います。子どもの頃に治療することで、歯を並べるために抜歯しなくて済む可能性が増える、後戻りしにくくなるなど、メリットの多い方法です。お子さまの歯並びでお悩みのかたは、お気軽に当院までご相談ください。
CONSULTATION
こんな場合はご相談ください
- 子どもの歯並びが悪い
- 小さい頃から治療させたい
- 歯並びが整うか心配
- 口周りをきれいにしたい
- 噛み合わせが悪い
- 口呼吸や頬杖などの癖がある
当院の小児矯正
口腔筋機能療法を用いた小児矯正
お子さまの中には口呼吸である、発音が悪いなどの症状が見られる場合があります。当院の小児矯正では、お子さまの口周りの癖の改善など、口腔筋機能療法を用いた治療を行います。口周りをトレーニングすることで歯並び悪化の根本にアプローチし、歯並びや噛み合わせの改善に繋がります。
日本矯正歯科学会所属の
歯科医師が在籍
日本矯正歯科学会は、歯科矯正の進歩と発展を目的とした学術団体です。約7,000名の会員数で構成される歯科矯正分野で国内最大規模の学会であり、当院の歯科医師も所属しています。日々技術や知識の向上に努めており、高い専門性を活かして患者さま一人ひとりに適した治療をご提案いたします。
こんなお口の癖も改善します
歯並びが整っても、お口に悪い癖が残っていると「後戻り」してしまうことがあります。
当院では、そうした悪習癖の改善を目的に、口腔機能のトレーニングである「アクティビティ」を行っています。
歯並びに影響を与える主な癖
呼吸
口呼吸ではなく、鼻呼吸ができるように改善します。
舌癖
舌の癖は顎の成長や歯並びに影響を与えますので、舌の位置から改善します。
お口周りの筋肉
お口周りの筋肉のバランスを整えることによって歯がきれいに並ぶスペースを確保します。
嚥下・発音
飲み込む力を身に付け、しっかりと発音ができるように改善します。
姿勢
姿勢を改善することで鼻呼吸がしやすくなります。
装置の種類
床矯正
顎を広げることで歯が並ぶスペースを確保して、永久歯が生えてくる際にきれいに並ぶようにする治療方法です。床矯正専用の装置を使用して、治療期間は決められた時間装着することで、顎骨の健全な発達を促進させます。
プレオルソ
プレオルソは、お子さまの歯並びや噛み合わせを改善するマウスピース型の矯正装置です。日中1時間と就寝時の装着で、無理なくお口の機能を育てていくことができます。
ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットという矯正器具を接着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法をワイヤー矯正と言います。軽度から重度までさまざまな歯並びの治療に対応する方法であり、世界中で多くの症例実績を持っています。
治療の流れ
1 無料相談
お子さまへの矯正治療をお考えのかたに向けて、当院では無料相談に対応しております。お子さまの口腔内をチェックしながらヒアリングさせていただき、治療の説明や簡易的なシミュレーションを行います。
2 精密検査
口腔内写真、顔貌写真の撮影、セファロレントゲンの使用、歯型の採取などを行い、治療計画を作成するためのデータを集めます。
3 診断結果・治療方針のご案内
矯正相談、精密検査の内容を用いて、お子さま一人ひとりに適した内容の治療計画を作成します。計画内容はわかりやすく丁寧にご説明いたします。計画に同意いただけましたら、治療の準備を進めます。
4 治療開始
矯正器具の準備が整いましたら、矯正治療の開始です。進捗具合やお子さまの成長に合わせて、都度調整しながら進めていきます。
5 保定期間
治療後の状態をキープするため、保定期間を設けています。就寝時には、マウスピースやリテーナーなどを装着いただきます。
Ⅰ期治療とⅡ期治療について
小児矯正では、お子さまの年齢や口腔内の状態によって適切な治療方法も異なります。
乳歯や永久歯の生え方、顎の成長度合いなどを確認しながら、一人ひとりに合った方法をご提案いたします。
3歳～10歳頃
Ⅰ期治療
乳歯のみの状態、および乳歯と永久歯が混在する状態のお子さまはⅠ期治療に該当します。口腔筋機能療法(MFT)を取り入れつつ、プレオルソ、マイオブレース、ムーシールドなどを用いて口周りの筋肉の使い方を覚えて、正しい呼吸、咀嚼、嚥下、発音を身に付けていきます。受け口の治療にも効果的です。
10歳～成人
Ⅱ期治療
乳歯が抜け始めて、永久歯が占める割合が増えるお子さまはⅡ期治療に該当します。口周りの癖の改善のため、口腔筋機能療法(MFT)でトレーニングしつつ、歯並びも整えていきます。インビザライン・ファーストや拡大装置を用いた治療、床矯正、、ワイヤー矯正などを行います。
費用
料金表
| 検査診断料 | 33,000円 |
|---|---|
| プレオルソ・床矯正 | 110,000円 |
| インビザライン・ファースト | 660,000円 |
| Ⅰ期治療（成長期の矯正） | 385,000円 |
| Ⅱ期治療（ワイヤー矯正） | 770,000円 |
| 調節料・観察料（来院毎） | 5,500円 |
| 保定装置料 | 44,000円～66,000円 |
※表示金額は全て税込みです
お支払方法
- 現金
- 現金でのお支払い
- クレジットカード
- ※自費診療のみ
VISA／JCB／
Mastercard／など
- 電子マネー
- PayPay／d払い／
楽天ペイ／Suica／など
- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間（1月1日～12月31日）に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さまの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・稀に歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。