マタニティ診療について
不安定な時期の
女性をサポートします
妊娠中は体調や気持ちが不安定になりがちで、お口の健康リスクも高くなる時期です。つわりの影響で歯みがきができず、むし歯や歯周病を気にしておられるかたいらっしゃるのではないでしょうか。当院では、デリケートな時期の女性をサポートするマタニティ診療に対応しております。不安なことや困っておられることは、お気軽にご相談ください。
このような場合はご相談ください
- 妊娠中のむし歯が気になる
- 妊娠中でも治療を受けたい
- つわりで歯みがきできない
- 赤ちゃんの歯を健康に育てたい
- 歯周病にならないか心配
当院のマタニティ診療
快適に通院していただける歯科医院です
クリニックはバリアフリー設計で、23台分の専用駐車場を備えています。院内には、キッズルームやご家族でご利用いただけるファミリールームもあり、小さなお子さま連れでも不安なく受診していただける環境です。女性歯科医師も在籍しておりますので、男性ドクターには話しづらいデリケートなお悩みも安心してご相談ください。
妊産婦歯科健康診査に対応しています
妊産婦歯科健康診査は、妊娠中の女性を対象とした歯科健診です。受診券と健康保険証を持参いただければ無料で受診でき、主にお口の中の状態チェックとクリーニング、お口の健康についての保健指導などを行います。まずは、お気軽にお問い合わせください。
妊娠中におきやすい
トラブルについて
むし歯・歯周病
妊娠中はむし歯や歯周病のリスクが高くなる時期です。つわりの影響などで、しっかりと歯をみがけない状態が続くと、歯垢や歯石が溜まってしまいます。さらに、嘔吐すると胃酸によって歯の表面が溶けてしまうことがあり、汚れがつきやすい状態になります。このため、普段にも増して十分な注意が必要です。
妊娠性エプーリス
妊娠中の女性の歯ぐきにできる、コブのように大きなふくらみは妊娠性エプーリスと呼ばれます。妊娠に伴って女性ホルモンが急増することによって起こる症状で、ほとんどは良性のできものです。ただし、本当に良性かどうか心配、できものが気になるといった場合は、遠慮なく当院にご相談ください。
妊娠性歯肉炎
ホルモンバランスの急激な変化が起こりやすい妊娠初期は、歯ぐきの出血や腫れを伴う妊娠性歯肉炎のリスクも高くなります。一般的な歯肉炎と同じように、初めのうちは痛みなどの自覚症状が少なく、気づかないうちに悪化してしまうため、十分な注意が必要です。
妊娠中の受診について
1妊娠初期
当院では、妊娠4ヵ月頃までの妊娠初期のかたの無理な受診はおすすめしていません。つわりなどの影響が強く、体調が優れない日も多いからです。どうしても治療をしなければならない場合は、必要最小限の応急処置にとどめます。
2妊娠中期(安定期)
安定期と呼ばれる妊娠5~7ヵ月に入ると体調が安定し、さまざまな歯科治療を受けていただけるようになります。お口にトラブルが見られるかたについては、母体への影響を考慮した上で、この期間に必要な治療を終えられるように治療計画を作製します。
3妊娠後期
妊娠8ヵ月以降は、赤ちゃんの成長に伴っておなかが大きくなるため、仰向けでの診療が難しくなります。診療台の上で無理に仰向けになるとおなかが圧迫されてしまうため、この時期は応急処置程度にとどめておき、本格的な治療は出産後に行います。
よくあるご質問
妊娠中にお薬を使っても問題ありませんか?
妊娠中は、できる限りお薬の服用を避けてください。当院でも、基本的にお薬はお出ししておらず、どうしても必要な場合のみ、妊婦さんの体調を考慮して、できるだけ影響が少ないお薬を処方するようにしています。
妊婦歯科健診でレントゲンを撮るのですか?
妊婦歯科健診では、特に必要な場合を除いてレントゲン撮影は行いませんので、ご安心いただければと思います。丁寧にお話をうかがった上で、むし歯・歯周病といったお口のトラブルチェックを重点的に行います。
麻酔注射は赤ちゃんに影響がありますか?
歯科診療で使用するのは、基本的に局所麻酔です。病院で手術を受ける際の麻酔と比べて、使用する麻酔薬の量が圧倒的に少なく、効果が及ぶ部位も限定的なので、赤ちゃんの体への影響はほとんどないと言えます。