こんにちは!
温かい日が続いていますね。
そして花粉も飛び始ていますね。
埼玉県のホームページで県のスギ花粉の飛散の予測が見れるのですが、今年は昨年よりやや多くて、過去19年の平均より非常に少ないそうです。
熊谷はどうなんでしょうか。少ないといいのですが。
さて、今日はインプラントのメリット、デメリットについてお話しします。
歯科のインプラントとは、人工歯根のことです。
歯がなくなってしまった、抜いてしまった所にチタンでできた歯根状の人工物を骨に埋める処置になります。
歯がなくなってしまうとブリッジ(被せ物)や入れ歯で対応しますが、インプラントだと、構造は自分の歯に一番近い形になります。
インプラントのメリットとして、
1、自立し、インプラントが咬合の負担をすること、咀嚼能力が優れていること
(入れ歯は周りの歯や粘膜に負担をかけ、ブリッジは隣の歯に負担をかけます)
2、周りの歯を傷つけることがないこと
(特にブリッジは処置のために周りの歯を削ったり、場合によっては神経を取る必要があります)
3、見た目が美しいこと
(保険の入れ歯は金属のバネが自分の歯にかかるので見た目が悪くなりやすいです。保険のブリッジは金属で目立ちます)
4、着脱がないこと
(入れ歯は毎食後外して洗う必要があり、夜間は外して水につけておく必要があります)
5、骨が痩せていくことを防げること
(人間の顎の骨は使わないとどんどん痩せていきます。インプラントにより骨に刺激が加わることによって、骨が保たれます)
インプラントのデメリットとして
1、費用、期間がかかる
(インプラントは自由診療になります。また骨の治りを待つと期間がかかることがあります)
2、手術が必要
(抜歯は歯を抜く処置ですが、インプラントは根っこを埋める処置です。外科手術が必要になります)
3、きちんとメンテナンスしていないとダメになる
(歯が歯周病にかかるように、手入れを怠るとインプラント周囲炎になります。最悪の場合、歯周病と同じようにグラグラしたり、抜去しないといけなくなります)
特に、入れ歯を使っていた方がインプラントにした時の感動は大きいようです。
まずは噛む能力が格段に上がること、そして煩わしさがなくなることがとても優れているところだと思います。
インプラントはご自身の歯の被せ物のように、被せ物をすることが基本ですが、入れ歯の下にし、入れ歯の支えにする方法もあります。
それについては次回、ご説明したいと思います。
お楽しみに!
荒岡デンタルクリニック 熊谷
荒岡 千尋