おはようございます!
暑かったり、寒かったり、気温差の激しい毎日が続いていますね。
さて、来院された患者さんの中に、『コロナで歯医者さんに行っていいのかわからなかったのよ』とおっしゃる方がいらっしゃいました。
そうですよね。今のご時世、心配ですよね。
まず、歯科医院は自粛要請の対象にはなっていません。
ですが一番心配なのが、感染しないかということ。
せっかく治療や歯石取りなどのクリーニングなど体をよくするために行った歯医者で感染したら本当に困ります。
当院では、開院前より感染対策、衛生管理に力を入れてきました。
そしていざ開院となったとき、このコロナ騒動でも十分対応できる感染対策を講じて診療を行うことができています。
いくつもある感染対策のうち、本日は3つだけお話します。
1つ目は、受付など対面で接するときに飛沫が無いよう、シールドをしています。
もちろん、マスクやゴーグルの着用、接触による感染を防ぐためのスタッフと患者さん両方の手指消毒、人が触れた機材の毎回の消毒も行なっております。
2つ目が、口腔外バキュームです。
口腔外バキュームというのは、口の中で歯を削ったり、歯石を取ったりしているとき水が出るのを口腔内で吸いますが、
それでも外に飛び散ってしまう水分や粉塵を、口の外で常に吸引しておく機械です。
よく入れ歯や仮歯を口の外で削るときに用いられていますが、本来は口腔内で削っているときに同時に使う装置なんです。
これによって外に飛び出たものを吸い取れるので、周りに飛び散ることを防ぎます。
3つ目は、滅菌、消毒についてです。
当院では大変力を入れており、自信を持って治療を行うことができます。
当院では、まず洗浄からこだわっています。
洗浄は、滅菌や消毒にかける前に汚れを洗い流すこと。
当院ではMiele(ミーレ)という医療機器洗浄器を使用しています。
これにより、人の手では洗うことのできないホースの中などをしっかり洗うことができます。
そして滅菌器はクラスB滅菌器のLisa(リサ)を導入しています。
ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがあります。
その中で唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。
クラスB滅菌器は導入にハードルがいくつもあり、なかなか入れるのは難しいものです。
ですが、もし自分が治療されるとしたら、完璧に滅菌された機器や、自分だけの使い捨てのものがいいですよね。
そんな気持ちから当院では、滅菌、消毒にこだわって診療を行っています。
治療したいのに来院が心配な方に安心して通っていただけるよう、これからも最善を尽くして診療を行っていきます。
荒岡デンタルクリニック 熊谷 荒岡 千尋